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人生でとても大事にしてるものを手放さなくちゃいけない時

雪山登山 女性

私のぶっちゃけトークです。

「目を醒ましていく時には、ぎゅっと掴んだ手の力を緩めて、手放して上がっていくんだよ
大丈夫、何も失わないどころか、どんどん満たされていくの。
そしてまた、歩いていく、するとまた
ぎゅっと、掴んでる。

「あっ、また掴んでる」って気がつくでしょ? そしたら、またぎゅっと掴んだ拳を緩める、そして、手を放して上がっていく

いつの間にか、ものすごく高いところまできたなぁって感じるから」

並木さんの目はキラキラと輝いていました。

頭で分かっていても、いざ実際、手を放していく時には、毎回、とても怖く、苦しく、もがき苦しみながら、手放してきたなと思います。

私はかっこよくなんて、上がって行かれなくて、きっと私の姿は「無様」な姿だったと思います。

「欲しいものは欲しい」といい
「分からないことは、馬鹿にされても、笑われても、知りたいから聞いてきました」
人から罵られることもあったけど、正直な気持ちを表現していきました。

いつも頭の中は「自分はどうしたいかな」です。

だから、カッコ悪いけど、それでもずいぶん、手放してこれたなと思ってます。

最近、少しだけ手放せてこれたのが「身体の故障」なのです。

私の行きたい山に行かれないのです。

私は山が好きすぎて、山の稜線をひたすら歩き続ける事が好きなのです。

3000の雲上に広がるお花畑、雪渓
その山の匂い、全部愛おしくてたまらないのです。

夏はほとんど山にこもり、自宅がどこだか分からなくなるほど(これは言い過ぎ)山が好きなのです。

何が起きても、山があるから私は強くなれたし、山が全てを包容してくれました。

ですが、昨年より腰痛が酷くなりました。

最初は痛みに意識を向けると痛みが増すという原理を知っているので、気にしないようにしていました。

でも、確実に痛みが増していくのです。

「これでは夏山に行かれない」

それだけは嫌だ。

今年は、昨年のリベンジ「大キレット」を歩くのにあの山も、この山も全部歩きまくるのに。

このままじゃ行けない、それだけは嫌だ、なんとかしなくちゃ

私はこの「現実」を受け入れる事ができませんでした。

受け入れる事ができない=統合できない

統合するスタンスで一番大事なことは「100の位置」

100の位置=現実に執着しない位置

ですよね。

ということは、この先に「山に登れなくてもいい」と100%思っていないと100の統合は起きないのです。

「嫌だ、絶対に嫌だ」

なんで私の体はポンコツなんだろう。
なんでアスリートみたいに強くないんだろう。

挙げ句の果てに私は、自分の身体を忌み嫌いました。

頭では分かっているのです。

身体が悪いんじゃない。私が無理させたから、痛みが出てる。
その身体に、謝るどころか「この身体、嫌い」って、私はなんて酷い持ち主なのだろう。

イライラしながら、自己嫌悪に落ち入り、それでも、できることをしていきました。

整形外科、MRI、カイロプラクティック、鍼灸・・・ストレッチ、ヨガ

でも、痛みはますばかり。

とうとう「Give up=降参」することになりました。

悔しいけれど、友人に迷惑をかけるわけにも行かない

その年のほとんどの山の予定をキャンセルすることにしました。

次に私がしたことは

「他に何かしたいことはないかな?」

私は別の予定を入れる事にしたのです。

それは「川遊び」キャニオニングです。
仲間10人集めて山の中の渓流で「滝壺ジャンプ」したり「ターザン」みたいなことをしたり。

また、別の日には「クライミング」です。腰が少しくらい痛くても、「岩をよじ登る」ことはできます。

そんな風にして「今、できること」をしていき、少しづつ「腰痛」を受け入れていきました。

ある時

「行けるところまでいこう」と思いたち、出羽三山の「月山」に登りました。

いつもの私なら「3時間くらいの山」は朝飯前なのに、ですが、その日は朝からとても「怖い」のです。

痛くなって途中撤退になったら友人に迷惑をかける。何よりも自分が絶望するだろう

それでも、登りたかったのです。

雪渓を一歩一歩歩いていく。
腰に負担をかけないようにストックを使い丁寧に歩く。

一歩一歩、無我夢中に歩きました。

山頂は大荒れで、何も見えないのだけど、、、

山頂に立つ喜びに、涙が溢れてきました。

今、私は月山の山頂に立っている。

「今にいよう」

そう思いました。

先のことは考えるのはやめよう。

今、ここにこれた喜び、それだけだ

当たり前のように今まで私は山の上にいました。

でも、当たり前じゃなかった。

肉体がきちんと機能してくれたから、私が山に来れたのだ。

山頂は雪混じりの雨が顔を打ちつけ、涙も鼻水もぐちゃぐちゃになりました。

今でも「痛み」を抱えながら歩くのは嫌だけれど、少しづつ、受け入れることができるようになりました。

完全に「山に登れなくてもいい」とは思っていません。
だからまだ、100%手放せてはいません。

でも、もし100%手放す事ができた時、私は次に何をしているのだろう?と、少しワクワクもしています。

一気に手放せなくてもいい。

少しづつ、手放していきましょう。

長くお読みいただき、ありがとうございました。

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