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サンティアゴ⑥(巡礼6日目)

サンティアゴ巡礼6日目

サンティアゴ巡礼6日目 

歩く巡礼の旅も、いよいよ今日で終わり。
最後の行程はわずか3時間。

ようやく足がこの旅に馴染んできて、歩くことが楽しくて仕方なくなってきたところだったのに――もう終わってしまうなんて、なんだか寂しい。
きっと、仲間たちも同じ気持ちだったのではないだろうか。

一歩一歩を丁寧に踏みしめながら、深く深呼吸をして、今この旅の感覚を身体にしっかりと刻み込もうとした。
日本に帰れば、すぐにまた日常が始まり、仕事にも追われるだろう。
この感覚も、きっとあっという間に忘れてしまう。

だからこそ――この身体、この肉体に覚えておいてほしかった。
この大地の感触、スペインの空気、巡礼の道に吹く風の匂いを。
遠く離れたこの場所で感じたすべてを、忘れないように。

そしてついに、巡礼者たちの最終目的地、サンティアゴ大聖堂に到着した。

サンティアゴ
「着いてしまった」
その瞬間、胸に込み上げるものがあった。

サンティアゴ巡礼6日目

教会の中に入り、しばらくぼんやりと座っていたとき、不意にある過去生の記憶がよみがえった。

――私は、この道を歩いていなかった。
――ピレネーを越える前に、命を落としていた。

ここに来たかった。どうしても来たかった。
この地にたどり着けば、きっと救われると信じて、必死に歩いた。
けれど、その願いは果たされないまま、旅は終わっていた。

その記憶がよみがえったとき、涙が止まらなかった。
それは悲しみではなく、ようやくこの地にたどり着いた、過去の私の魂が流した喜びの涙だった。

サンティアゴ

旅が終わった。
それは今の私だけでなく、あの時の私にとっても、ようやくたどり着いた終着点だった。

本当に、本当に、この道を歩けてよかった。
そして、あっという間に過ぎていった、サンティアゴでの1日が静かに終わる――。

※ サンティアゴ大聖堂のボタフメイロという儀式、大きな香炉(ボタフメイロ)を天井から吊るして振り、教会の中に香を焚いて清める伝統的なカトリックの儀式なのだそうです。なんだか中世に戻ってしまったかのような感覚がしました。

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