やりたいことが分からない、何をしたいかが分からない

「自分の個性や才能を活かし、それを仕事にしていきたい！」って

いろいろやってみても、しっくりこない。やっていても、ワクワクしない。本当にやりたいことかどうかわからない

そして、お友達でしたり、カウンセラーに相談して、いろいろアドバイスを受けて、やってみるのですが、それもいまいちしっくりこない。

時間ばかりが過ぎてしまって、波乗りをするように、生きていくはずだったのに、なんだか波に乗れていない気がします。心が焦ってしまいます。

そんな時って、どうすればいいのですか？

っていうご質問がやはりとても多いです。

自分が何をやりたいのか？を探すために行動することは、全然オッケーだと思うのですが、それで苦しくなってしまったり、焦ってしまうと、これって「執着」になってしまうのですよね。

執着してる時には、見つからないものです。

でも、それでもやっぱり、一生懸命、探すのだと思うのです。最初は・・・

私もそうでした。

かなり、前の話になりますが、自分が何をやりたいのか？分からなくて、並木さんに「私は何が向いていますか？」って聞いてみました。

その時に教えていただいたのは「オイルマッサージとかできると思うよ」って教えていただき「よし」とさっそく行動に移しました。アロマオイルマッサージの学校に半年間通い、卒業をして、そしてそれだけではダメだと思い、ある大手のリラクゼーションの企業研修も受け、実際にそこで働き始めました。（その企業研修は1ヶ月間休みなく、朝から夜10時まで）

半年くらい無我夢中で働いてみたのですが、まったく楽しいとか、喜びを感じるという感覚がなく
「なんでなんだろう？」と思い、次に彼にお会いした時に聞いてみました。

「やっていても、楽しさや喜びを感じる事ができません。この仕事を続けていきたくないです」って言った時

「じゃあ、次に進んでください」とおっしゃられました。

私は「えっ　でも、私にはオイルマッサージが向いているのですよね？」と聞いたら

「そうですね、貴女のガイドがそう言っています。でも、ガイドの言うなりに動く必要はありません。ガイドの言うなりに生きたら、それは、ガイドの人生を生きることになります。」

と、おっしゃられました。

すごく、いい経験になりました。

それから「自分探し」を諦めることにしました。　とても疲れてしまったのです。

家の中でゴロゴロしたり、お散歩をしたり、好きなものを食べたり、オイルマッサージを受けてみたり、時々山に行ったり、時にアルバイトをして過ごしました。

開き直って「自分探し」をやめたのです。

半年くらい経った時でしょうか？　友人から「ちょっと見てもらいたいのだけれど」というご相談があり、「個人セッション」の仕事を始めていくようになりました。

それから、私は「何がしたい？」「何がしたい？」と、いつも問いかけるようになり、自分が学んできたことでしたり、自分が大好きな自然を周りの方にご紹介していきたいと、少しづつ行動にしていきました。

ワークショップを開いたり、八ヶ岳のリトリート、神社と山の上の奥宮、など、試行錯誤を繰り返し、今でも続けています。

でも、それも一朝一夕にできたことではなく、ワークショップもお客様がお一人の時もございました。

それでも、継続してこれたのは、この仕事が好きだからです。

今まで、生きていた中で、自分の好きなことを優先するより「こうあるべきだ」という、枠の中で生きていた私たちは「自分の好きなこと」が分からなくてある意味、当然です。

なので、焦らず、一度「自分探し」をやめてリラックスをしてみるのも一つの方法です。

自分に優しく、自分の心の欲求に応えていく事で、少しづつ「本当に自分がやりたかったこと」が見えてきます。

ポイントは、焦らず開き直ってリラックスをしていくことかな・・・と、私は思います。

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